2008'06.06.01:42

Black Gold

映画『おいしいコーヒーの真実』

6/1、『おいしいコーヒーの真実』を、仲間と観に行ってきました。
渋谷UPLINK X、映画の日で¥1,000で観られ、
かつ話題としても熱い映画で、満員御礼。
20:15の回でも、もしかして見られない?
と不安になる一瞬も。
本当に、たいへん勉強になるなぁと思いました。
遠い生産国のこと、知るには、善い材料になると思います。
気候とか、そういった話ではないですが。
コーヒー好きな人は必見ですよ。

以下内容感想はネタばれ含みます。
私は以下2点ほど気になりました。


■コーヒーの内外価格差が大きいことを、
 それだけでよくないことと思い込んではいけない。

生産国と消費国の、価格のギャップを大きく取り上げてはいますが、
生豆価格の比率が低い=悪い、ではないということです。
確かに、生産者へは、その生産品を適正に評価して、対価を支払う必要があります。
消費国が求める水準を満たすためにお金が必要なケースもあります。
例えば収穫設備、生産処理施設、収穫から処理までの時間短縮、効率化など。
しかしそれで生産性が上がれば、願ったり叶ったりの話ですよね。

間に仲買や卸など中間業者をはさんでいるため、コストを下げる必要に迫られ、
生豆を安く買い叩いている、これは間違いなく是正されないといけないケースでしょう。
しかし、中間業者のない直の買い付け、フェアな取引でありながら、
消費国での例えば家賃、人件費、設備投資などでコストがかかり、
結果、コーヒーの値段が上がり、
生豆価格の比率が低くなっている場合もあるでしょう。
これは前者とまったく質が異なりますよね。
中身に目を向けないと、大事なところを見落としてしまいがちです。
私のような人種は、コーヒーが美味しければ、高くても基本的に文句は出ません(笑)


■スーパーに、フェアトレードコーヒーはあるのか?

ある場合もあるでしょう。
しかし、NY市場を通さない産直買い付けされるコーヒーは、
ロースターグループへ流れていくのが大多数でしょう。
スーパーに卸すような大企業は、
基本的にそういう形態でコーヒーを買わないですよね。
ロースターグループに買われたコーヒーがローストされて並ぶのは、
店頭もしくはwebショップです。
丸山珈琲さんのように、スーパーマーケットに卸しておられるのなら、
話はまた違ってきますが…
まぁ確かに、スーパーで普通に買える状況というのは、望ましい未来だと思います。
しかしスーパーでフェアトレードコーヒー(含スペシャルティコーヒー)に
出会えるケースは、ほぼ、前述の丸山さんのようなケースしかなく、
現時点ではまれであるということができるでしょう。

日本において、スーパーのコーヒーは基本的に安いものです。
他のコマーシャルコーヒーに比べてずば抜けた風味特性があって、
フェアトレードのほかに、明らかな差別化要因がないと、
消費者の食指は動かないのかな、と思います。

加えて、挽き売りしてしまうと、コーヒーの鮮度は急激に劣化していきますので、
販売体系にも、工夫が必要かな、と思います。


コーヒーに注力してみると、
このあたりが気になってきました。
映画そのものとしては、アフリカの貧困を知るうえで、
たいへん善い映画だな、と思います。
消費者も、生産者も幸せになるコーヒーがいいですね。
そんなコーヒーを、手もとに置きたいですね。

映画『おいしいコーヒーの真実』
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とと

こんばんは。

おいしいコーヒーがどうやって出来てるか、生産者の姿を映像で見る機会はなかなかないので是非見たいと思いました(^_^)
きっといまより大事に珈琲を飲むようになる・・・はず?

2008/06/09(月) 01:28:18 | URL | [ 編集]

雨宮

大事に、というのは気持ちの上で変わるかもしれませんね。
飲む上では、素直に抽出して、楽しんであげればいいんだと思います。

逆に、いまよりも沢山飲まないと、と思うかもしれませんね。
映画の中の時間は2005年、今は2008年ですから、
だいぶ事態は好転しているところもあるようです。
だからといって楽観はできませんが…

日本のコーヒーは、多少必死にならないと、
美味しいコーヒーには出会えないかな〜、なんて、思います。

2008/06/10(火) 01:03:38 | URL | [ 編集]

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2008/06/22(日) 18:36:34 | キリハリ ヌキガキ

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